トヨタ86(ZN6)誕生までのストーリーがメインのノンフィクション本。
著者は4年近くもの時間を費やし、各関係者を直接取材されたそうです。
僕はメーカーがつくったクルマを売ったり、整備したりする仕事。
これまで、つくる人の想いや苦労などはわからなかったし、知ろうともしなかった。
ですので、もっとスポーツカーを出してほしいとか、どうしてこんなクルマにしちゃったのなど、好き勝手言ったり、思ったりしていましたが・・・
読み進んでいくと、そんな自分が恥ずかしくなり、同時に86に対する見方や考え方も変化していきました。
人間ドラマとなっているので、86やクルマ好きの方はもちろん、そうでない方も、きっと引き込まれると思います。
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